お知らせ

「戸塚共立 結の杜(ゆいのもり) 下倉田」&YOKOHAMA TKM外国人選手の交流会を開催しました。

2023年11月28日(火)「戸塚共立 結の杜(ゆいのもり) 下倉田」でYOKOHAMA TKMに所属する外国人選手との交流会が開催されました。
「戸塚共立 結の杜 下倉田」は、横浜未来ヘルスケアシステムが運営するサービス付き高齢者住宅で三村亜生さん(YOKOHAMA TKM普及育成・タレント発掘担当)が介護福祉士として勤務する施設です。
交流会にはアテカ・レイヤモ、アカニシ・ソコイワサ、ロエラ・ラディ二ヤブニのフィジー出身の3選手が参加し、利用者様との交流を深めました。
当日は日本語による自己紹介にはじまり、フィジーの魅力や伝統文化の紹介と演奏会。みんな大好き!スイートポテトのおやつタイム。その後はフィジーガール対結の杜対抗の紙相撲大会というプログラムで、施設としてもチームとしても初の試みとなりました。

<交流会概要>
  日 時 :2023年11月28日(火)14:00~
  会 場 :戸塚共立 結の杜 下倉田(神奈川県横浜市戸塚区下倉田町1157-1)
参加者:選手 アテカ・レイヤモ、アカニシ・ソコイワサ、ロエラ・ラディ二ヤブニ
    スタッフ 三村亜生、本城静(通訳)、鈴木美緒(普及育成担当)、嶋谷まい(アカデミー担当)
             選手・スタッフのプロフィール
    

プログラムが進むにつれ最初は硬かった選手たちの表情も和ぎ、おやつタイムの頃にはすっかり打ち解けた様子で、紙相撲大会ではこの日一番の盛り上がりを見せて交流会は終了しました。
笑顔を引き出した選手たちの働きはもちろんですが、それを支えたチームスタッフのサポートが大きな役割を果たしました。
いつでもどんな場面でも「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」は、人と人を繋ぐ架け橋となります。創部以来、チームの根底にはその精神が貫かれてきました。これこそが豊かな社会を実現するための要諦だと考えています。

「とても楽しい時間を過ごしました。皆さんは私よりもたくさんのことを人生で経験されています。皆様を前に尊敬の気持ちでいっぱいです。お会いできて本当に嬉しかった。ありがとうございました」
感謝を伝えたアテカ・レイヤモ選手の言葉も印象に残りました。

イベントを企画立案した三村亜生さんは本交流会の趣旨を3つの視点から語っています。
「私は戸塚共立 結の杜 下倉田デイサービスで介護福祉士として働く一方、YOKOAHAM TKMのスタッフとしても活動しておりますので、介護現場とチームが共栄関係になることは出来ないかと考えました」

① 施設利用者様の立場
・施設内では出会えない人々とコミュケーションをとることで脳の活性化に繋がる。

② YOKOHAMA TKM外国人選手の立場
・日本語を披露する場が設けられることによって、日本語が上達しパフォーマンスアップへと繋がる。
・ラグビー外での交流・地域貢献が出来る。

③ 介護職員の立場
・レクリエーションに対するマンネリ化を無くし、企画・準備等の負担が軽減する。
・非日常的なサービスを提供することが出来る。
・地域に宣伝することで、社会資源としての施設価値を高めることが出来る。

三村亜生さんに交流会を振り返っていただきました。
「月に1回いろいろなイベントを開催しているのですが、なかなか海外の人と交流する機会を作ることはできません。それだけに今回はすごく刺激的に感じてくれたようで、利用者様たちのたくさんの笑顔に繋がったと思っています。
外国人選手にとっても日本語の勉強になりますし、施設側にとってもすごい刺激になりますので、今回の交流会を踏まえ、今後も様々なことを考えながら良い方向に取り組んでいければと考えています。
また、YOKOHAMA TKMの仲間達がラグビーの外でも愛され、古き良き時代の方々と触れ合い、より一層日本を好きになってほしいと感じました。
更には地域の住民にとって『施設や地域のユニークで欠かせない存在』となっていくことを長期戦略として考えていきたいと思います。介護現場では世界に枠を広げ、多文化への理解と普及の一助になればとも考えています」

アテカ・レイヤモ選手にもお聞きしました。
「みなさんがお元気なこと、中でも90歳代の方がいることに驚きました。フィジーのお年寄りと比べるととても元気でアクティブな人が多く、とても楽しい時間を過ごすことができました。機会があればまた来たいですし、個人的にはもっともっと親しくなりたいと思いました。感謝の気持ちでいっぱいです」

YOKOHAMA TKMはこれからも健康で豊かな地域発展に尽力すると共に皆様に愛されるチームを目指して活動して参ります。
今後とも応援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人TMG本部