コーチングレポート~7人制シーズンの振り返りと再スタート
こんにちは!
YOKOHAMA TKM S&Cコーチの菅野です。
皆さまはオリンピック観ましたか? このようなご時世ではありますが、やはりオリンピックの試合は面白いですね。 ラグビーにおいては強豪国との差を大変感じました。 強豪国との差の1つの要因として、「フィジカル差」という問題がよく言われますが、確かにそ うなんですが、一言でまとめられるような問題ではなく、フィジカルのどんな要素が劣っている のか、どんなフィジカル要素なら世界との差を埋められるのか、またはどんなフィジカル要素な ら勝てるのか、そのようなことを考えながら見ておりました。 日本代表活動に関われた皆様は東京五輪に向けて難しいチャレンジをたくさんしてきたかと思い ます。
本当にお疲れ様でございました!
ありがとうございました! 私もTKMから世界を目指す選手たちの最大のサポートができるよう日々勉強してまいります!!
さて、前回の私のブログでも少しお話ししましたが、7人制シーズンで長期離脱するような靭帯損 傷が起きずにシーズンを終えることができました。オフシーズンがあまりない過酷な女子ラグビー
業界のスケジュールとコロナ禍によって計画的なトレーニング環境にできなかったことを含め障害 予防に関してはかなり気を付けてきたことでした。7人制ラグビーシーズンにおいて靭帯損傷がな かったことは、なかなかないことですし、かなり価値がある結果だと思っています。 コンタクトスポーツですので起きてしまう時は起きてしまうのですが、それでも極限まで怪我を 減らすこと、非接触時の怪我においては「0」にすることを私の1つの目標としていました。 これからはコンタクトの多い15人制となりますので、今後もより良い結果を目指し、計画してい きたいと思っています。 とは言え、太陽生命シーズンの結果は目標に全く及ばなかったですし、勝たないと意味がないの で結果と真摯に向き合い、次に確実に活かすためのシーズンだったと言えるようがんばりま す!!
さてさて現在は15人制シーズンに向けての身体作りをスタートしました。 ウェイトトレーニングでは Anatomical Adaptation トレーニングを行なっています。このトレーニ ングは高重量ではないものの、1セットあたりに行なう回数が非常に多く、ネチネチと長く地味で 辛いし、苦手な部位を集中的に徹底的に鍛えまくるというとっても1人じゃ頑張れないような嫌な トレーニングになりますが、筋肉は新しい刺激が入って喜びます。 皆で励まし合ってがんばります!!!
また現在クラウドファンディングを行なっております。 コロナにより医療業界は苦しい環境が続いています。 今年度より一般社団法人と変わり、合宿費用や大会費用のためのクラウドファンディングにチャ レンジしておりますので、どうか応援とご協力をして頂けると幸いです。 宜しくお願い致します!!
by菅野千尋