お知らせ

YOKOHAMA TKM 鈴木育美選手引退のお知らせ。

YOKOHAMA TKMを応援いただき誠にありがとうございます。
2022年度をもって勇退する選手をお知らせします。
これまであたたかいご声援を下さった皆様には厚く御礼申し上げます。
今後も勇退選手並びに女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」を応援賜りますようお願い申し上げます。

鈴木育美選手 
<在籍期間2012~2022年>
<鈴木育美選手からのメッセージ>

この度、ラグビーを引退させていただくことになりました。
社会人になり、YOKOHAMA TKMとして10年間ラグビーに没頭しました。横川代表に創立当初からお誘いをいただき、初代監督の上田さんの元始まったラグビー漬けの毎日、ラグビーを仕事として両立させていただいたことでラグビーに取り組む姿勢や意識を高く持ち、悔いなく全力で送ることができ、自分自身の財産となりました。
初めは仕事とラグビーの両立に、不安もありましたが、病院業務では職員の方々が練習,試合のために気持ちよく送り出してくださったり、陰ながら応援してくれる家族、相談に乗ってくれる友人、そしてファンの皆さま、時にはぶつかり合う仲間、チームスタッフがいて成り立っていたこと、改めて感謝いたします。
チームとしては勝てない時期や、15人制も強化され始めた中、人数が足りなく単独として参加できず試合前でも思うような練習にならずに苦しいこともありました。それでも選手、スタッフ一丸となって、試行錯誤しセブンズシリーズでは優勝できたり、過去最高記録の総合3位にまで上り詰めることができました。
わたし自身としては、TKMに入ってから7sの強化選手として代表候補にも選出していただき世界の強さを知ったり、大怪我をし丸2年のリハビリ生活を送る辛さも知りましたし、それによりトレーニングの大切さを知りグランドを走り回れること、ラグビーを楽しめる嬉しさを身に染みて感じることができました。
苦手なことも多く、壁にぶち当たることたくさんありました。スキル面では伸び悩んだり、他チームに大柄な選手が増えていく中、体が大きくできなかったこともあり、自信が持てず体を張ることから逃げ悔しくて涙することもありました。
ラストシーズンでは苦手を徐々に克服し自分の強みでもある”走る”ということを全うすることで武器となり、チームのプレースタイルや文化として確立し貢献できていたら幸いに思います。
これからは一ファンとして熱く激しい試合をできるだけ現地で応援しに行きたいと思います!
大学入学と同時に楽しそうとひょんな事から始まった14年間というラグビー人生、日体大時代に”クミ”というグランドネームをもらいました。本当に色々なことがあり、ここには書ききれません。ですが、今のわたしがいるのはこれまでに関わってくださった周りの方のおかげです。感謝してもしきれません。
本当に、本当に、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!

鈴木育美

 

 

 

 

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